選抜射手、その銃として知られるDMRの意味と特徴を紹介します。定義から代表的なSVDまで、順番に整理しました。
選抜射手とDMRの要点
- DMRは、Designated Marksman Rifleの略称
- 狙撃銃だが、突撃銃のような運用も想定
- 高精度の自動小銃に、スコープや二脚を装着したものが多い
- 選抜射手とは、狙撃技能を訓練された隊員
- 代表例は、SVD(ドラグノフ)やSR-25、M14DMR
サバゲーをやっていて、狙撃系の銃を選ぶ時に「DMRってさ~」なんて言葉を聞いたことがあると思います。DMRというキーワードは、サバゲー界よりFPS界の方が浸透していたりしますね。特に最近だとバトルフィールド4(BF4)なんかでは、火力の強さからDMRを主に使っているユーザーも多く見受けられます。
また、DMRは、サバゲー界よりFPS界で浸透している言葉です。そのため、ゲームがきっかけで、知った方も多いはずです。
そもろもDMRってなんでしょうね?SR25やM14、EBRなんかもDMRに位置づけられます。以下では、そんなDMRについて解説したいと思います。
DMRについて
DMR(Designated Marksman Rifle)とは狙撃銃だが突撃銃としての使用も想定して設計されたもので、バトルライフルなど高精度の自動小銃にスコープや二脚を装着している場合のものが多い。
なお、DMRは、狙撃手の専用銃ではなく、小隊に近い位置で使われる銃です。そのため、狙撃と突撃の中間的な役割を持ちます。
マークスマンとは射撃の名手を意味していて、特にDesignated Marksmanは狙撃技能を選抜訓練された「選抜射手」を指すことから、その隊員が利用する狙撃銃をDMRと呼ぶことが多い。
DMRに求められる条件
狙撃手が待ち伏せを行う事も想定されるが、常にそのような運用が可能だとは考えないため、有効射程を損なわないまま、可能な限り小型軽量である事が求められる。また、少なくともセミオート、可能であればフルオートでの射撃が可能である事も求められる。じっくりと狙いを定める時間的余裕を期待しないため、速射性に難のあるボルトアクションは忌避される。
さらに、ボルトアクションは、速射性に難があるため避けられます。そのため、セミオートかフルオートが、基本になります。
DMRの性能
DMRを代表する銃としては、SVD(ドラグノフ)が有名です。
ソビエト連邦が開発したセミオート狙撃銃で、第二次世界大戦時に市街戦における狙撃手の有効性が確認されたため、ドラグノフ設計のSSV-58が1963年に制式採用された。
ちなみに、SSV-58は、ドラグノフ設計の原型でした。そのため、市街戦の経験が、設計に生かされています。
SVDの構造と作動方式
西側のセミオート狙撃銃と比較すると細身で、軽量化や運搬性向上のため銃床は中央部に大きな穴を空けたスケルトンストック型の直銃床。銃床上部にはスコープを使用した際の照準を簡単にする為、着脱式のチークピース(頬あて)を装着できる。作動方式はガス圧利用方式となっている長期的な酷使を前提としてAK-47を参考に作られたため、部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。
たとえば、スケルトンストックは、軽量化と運搬性を高める工夫です。そのため、チークピースを装着して、照準を安定させます。
しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。AK系突撃銃とは異なり、オペレーティング・ロッドとボルト・キャリアーを別部品とするショートストローク方式を採用しているが、ロッキング方式はAKと同様にボルト・キャリアーの前後動作に従って回転するロータリー・ボルト方式である。
一方、SVDは、AK系突撃銃とは別系統の部品構成です。そのため、AK-47との部品の互換性は、ありません。
選抜射手の銃SVDの弱点と現在
しかし軽量化にも欠点があり、軽いため射撃時の反動を吸収できず制御が難しいとされる。
ただし、軽量な銃は、射撃時の反動を吸収しにくい特徴があります。そのため、連射時の制御には、慣れが必要です。
現在でも改良が加えられながら製造されている。
ほかの主なDMRと選抜射手の銃
| モデル | ベース・国 |
|---|---|
| G3/SG1 | ドイツ、G3ベース |
| M14DMR、M21、M39EMR | アメリカ、M14ベース |
| SR-25 | アメリカ、AR-10およびAR-15を改設計 |
| 64式狙撃銃 | 日本、64式小銃ベース |
他の主なマークスマンライフルとして
・G3/SG1(ドイツ G3ベース)
・M14DMR、M21、M39EMR(アメリカ M14ベース)
・SR-25(アメリカ AR-10およびAR-15を改設計)
・64式狙撃銃(日本 64式小銃ベース)
また、日本の64式小銃をベースにした狙撃銃も、このカテゴリに含まれます。そのため、国ごとに、異なる選択がなされています。
DMRを代表するSVDの設計者
エフゲニー・フョーダラヴィチ・ドラグノフは、ロシア連邦 ウドムルト共和国 イジェフスク生まれのロシア人銃器設計者である。彼の名が付いた有名な半自動式ライフル、SVDライフルやタイガーなどがある。
特に、ドラグノフ氏は、SVDライフルのほか、タイガーなどの設計でも知られています。そのため、DMRの歴史には、欠かせない人物です。
選抜射手に関するよくある質問(Q&A)
Q. 選抜射手とは、どんな隊員ですか?
狙撃技能を選抜訓練された射手です。また、その隊員が使う狙撃銃を、DMRと呼びます。
Q. 選抜射手が使うDMRとは、何の略ですか?
Designated Marksman Rifleの略です。そのため、日本語では選抜射手ライフルとも言えます。
Q. 選抜射手のDMRに、ボルトアクションが向かない理由は何ですか?
速射性に難があるためです。また、じっくり狙う時間的余裕を期待できません。
Q. 選抜射手の銃として、有名なモデルは何ですか?
SVD(ドラグノフ)が代表格です。また、SR-25やM14DMRも、よく知られています。
Q. 選抜射手の銃SVDは、いつ制式採用されましたか?
1963年に、制式採用されました。そのため、市街戦の経験を踏まえた設計とされています。
Q. 選抜射手のDMRは、スナイパーライフルと何が違いますか?
突撃銃としての使用も想定している点です。また、セミオートやフルオート射撃が求められます。
Q. 選抜射手のDMRに、SVDの部品は共通ですか?
AK-47とは、互換性がありません。また、ショートストロークとロータリー・ボルトを採用しています。
Q. 選抜射手のDMRは、サバゲーでも人気がありますか?
FPSで特に人気があります。また、サバゲーでも、狙撃系の銃選びの話題になります。











